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    劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」最終章 
    キャストインタビュー 第13回 浅川悠

    「Fate/stay night」のアフレコ台本・シナリオ等を初めてお手に取った当時の印象をお聞かせ下さい。

    第一章の台本の時は、これから始まる嬉しさと期待。
    最終章の台本の時は、「さあ、決戦だ(ストーリーが)」という気の引き締まる感じと、これで「Heaven's Feel」の全てが終わってしまうという寂しさを感じました。

    ご自身が演じられたキャラクターの第一印象はどのようなものだったでしょうか。

    ライダーを初めて見た時は、そのデザインの凄さに衝撃と魅力に一気に惹かれました。
    15年近く経った今でも彼女を見る度に惹かれています。とにかく彼女のキャラクターデザインの全てが好みです。

    原作者:奈須きのこさんと作品・キャラクターについてやり取りなどありましたでしょうか。

    ありました。ライダーは割とドジというか、たまにミスをするのですが、それについてストーリー内では直接触れられないので、「これはどういうことか」「なぜライダーはこうしたのか」「なぜこうしなかったのか」という所の説明は求めました。

    お気に入りのシーン・セリフなどありましたらお聞かせください。

    口数少ないライダーが桜に「わたしは何よりもあなたの命を優先する」と言ったところにライダーの「サーヴァント」としての在り方と、桜の友としての在り方の両方を感じて印象的でした。

    「Fate/stay night [Heaven's Feel]」がいよいよ完結しますが、改めて本ルートに対する印象をお聞かせ下さい。

    ストーリー、設定、各シーンなど全てを含めて「重厚感のある作品」というイメージです。
    かわいいキャラだろうとなんだろうと、戦いの中で消えていく所は硬派で容赦なくてとても素敵だと思います。

    [Heaven's Feel]劇場版が決定した際の当時の心境などお聞かせ下さい。

    「嬉しい」の一言に尽きます。
    「Fate/stay night」もライダーも本当に気に入っている作品、役なのですが、今まであまり活躍出来なかったことを非常に残念に思っていました。
    活躍している他のストーリーやキャラクター達を見ながら奥歯を噛みしめ続けて10年以上。
    やっと私の自慢の「サーヴァント」、ライダーの活躍を世の中の人に見せられる事は嬉しい以外の何物でもありません。

    「Fate/stay night [Heaven's Feel]」最終章に向けてメッセージをお願いします。

    遂に最終章です。音楽も背景もストーリーも、この映画の何もかもが最高の作品です。
    アニメをここまで至高の物に作り上げられるスタッフさんがいるのだと感動します。
    どうぞ全てを飲み込んで感動に溺れてください。