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劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」最終章
キャストインタビュー 第18回 門脇舞以
ご自身が演じられたキャラクターの第一印象はどのようなものだったでしょうか。
オーディションで受けたキャラクターとは別役での決定をいただいたので、まずは見たまま、小さい子?かわいい!特別感あるー!!と親バカ状態で見守りました。
原作者:奈須きのこさんと作品・キャラクターについてやり取りなどありましたでしょうか。
「Réalta Nua」の収録時に、ゲームでは魔術師感、姉感をベースに落ち着いたトーンで演じてほしい、というようなお話をいただきました。
その後、アニメ版「Unlimited Blade Works]」や劇場版「Heaven’s Feel」が展開されていく中では、このシーンは「プリズマ☆イリヤ」くらいのテンションでもOK、というまさかの逆輸入的な例えを提案していただける事もありました。
様々なルートや作品毎に彼女自身の運命も変わりますので、状況によって、その時ごとに、見せる表情の案配も変わってくるキャラクターなのだと感じています。
お気に入りのシーン・セリフなどありましたらお聞かせください。
「バーサーカーは強いね」など…たくさんです。
「Fate/stay night [Heaven's Feel]」がいよいよ完結しますが、改めて本ルートに対する印象をお聞かせ下さい。
茨の世界に落とされた彼女が、仄かな悦びに焦がれ浸食されていく姿が哀しく…、どのルートも各ヒロインが主人公さながらの存在感を放っていますが、本作での桜ルートは特に「桜の物語」という印象が強いです。
登場キャラクター一人ひとりが、かけがえのない役割を持つ存在として愛情深く描かれていることにも感動しました。
[Heaven's Feel]劇場版が決定した際の当時の心境などお聞かせ下さい。
遂に、と。皆さんが絶え間なく与えて下さった愛情が、遂にこれほどの力を生んで下さったのかと、緊張まじりに受け止めました。
「Fate/stay night [Heaven's Feel]」最終章に向けてメッセージをお願いします。
私としては、あとはもう、皆さんに見届けていただくだけとなりました。
完成を拝見して、どれだけ心を揺り動かされるのか…期待して待ちたいです。
桜の季節、忘れられない光景をぜひご一緒できたら、とっても嬉しいです。