SPECIAL
劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」最終章
キャストインタビュー 第2回 下屋則子
「Fate/stay night」のアフレコ台本・シナリオ等を初めてお手に取った当時の印象をお聞かせ下さい。
初めて「Fate」の世界、「聖杯戦争」システムに触れた時は、大きな衝撃を受けました。
ご自身が演じられたキャラクターの第一印象はどのようなものだったでしょうか。
儚く、守ってあげたくなる様な印象でしたね。
ヒロインの一人でもありましたし、主人公に守ってもらう立ち位置になるんだろうなと・・・。
原作者:奈須きのこさんと作品・キャラクターについてやり取りなどありましたでしょうか。
桜ルートの内容は、奈須きのこ先生から現場でお聞きした気がします。
「『Heaven's Feel』ルートの物語では、桜はね・・・。」と。
お気に入りのシーン・セリフなどありましたらお聞かせください。
やはり「おはようございます、先輩」と、士郎を起こすシーンですね。
3ルート共通してあったシーンなのでこのセリフは印象深いです。
「Fate/stay night [Heaven's Feel]」がいよいよ完結しますが、改めて本ルートに対する印象をお聞かせ下さい。
王道のカッコよさのある今までの「Fate」とは違い「聖杯戦争」を通じて描かれる「Heaven’s Feel」の人間ドラマは、想像できない展開が待ち受けている衝撃のルートですよね。その分、やりがいのある作品でした。
[Heaven's Feel]劇場版が決定した際の当時の心境などお聞かせ下さい。
もちろん、とても嬉しかったです。
ufotableさんの元、劇場版として作って頂ける。しかも三部作!
でも、「Heaven's Feel」の映像化を楽しみにしてくださるファンの方がどの位いるのだろうか・・・。と、不安な気持ちもありました。
しかし、発表した瞬間の大歓声を聞いて、その不安は一瞬で消え去りましたね。
第一章、第二章共に沢山の方に観て頂けて本当に嬉しかったです。
[Heaven's Feel]の中でお気に入りのシーン・セリフなどありましたらお聞かせ下さい。
お気に入りのシーンは沢山ありますが、印象深いのは「レイン」のシーンですね。
桜が初めて士郎に自分の真実を伝えて、何度も何度も跳ね除け。
それでも守ってくれると抱きしめてくれた士郎。
あのシーンはアフレコの時の事もはっきり覚えていますね。
「Fate/stay night [Heaven's Feel]」最終章に向けてメッセージをお願いします。
「Fate/stay night」最後のルートである「Heaven's Feel」の最後章。
長年携わってきた「stay night」の集大成という気持ちで挑みました。
今まで明かされることのなかった真実。士郎と桜、そして全てのキャラクター達の選択、そして行く末をどうか最後まで見届けて下さい。
皆様とともに春を迎えられる事を楽しみにしています。