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    劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」最終章 
    キャストインタビュー 第1回 杉山紀彰

    「Fate/stay night」のアフレコ台本・シナリオ等を初めてお手に取った当時の印象をお聞かせ下さい。

    台本とリハーサル用DVDを受け取って、いよいよ「Heaven's Feel」の第三章の収録が始まるんだなと。
    「Fate/stay night」最後のルートの最後の章、最後まで頑張ろう!と、そんな実感を改めて噛みしめていました。

    ご自身が演じられたキャラクターの第一印象はどのようなものだったでしょうか。

    人によって色々な評価があるとは思いますが、僕は最初から、頑固な面もあるかもしれないけど、どこまでも真っすぐで非常に好感が持てるキャラクターだなと感じていました。

    原作者:奈須きのこさんと作品・キャラクターについてやり取りなどありましたでしょうか。

    奈須きのこ先生とはアニメの収録現場や、ゲームの収録現場などで作品やキャラクター達のお話を聞かせて頂く事があるのですが、どこまでも「Fate」の世界観やキャラクター達への理解と愛情に溢れているのが、説明を聞いているだけで伝わってきます。
    原作ゲームのシナリオに、およそ一年近く費やしているとお聞きして驚いたのを今でも覚えています。

    お気に入りのシーン・セリフなどありましたらお聞かせください。

    士郎のカッコイイセリフはもちろん色々あるんですが、あえて"なんでさ?"を選ばせて頂きます(笑)
    シンプルですが、自然体の士郎をこれ以上ないくらいに表現していて好きなセリフです。

    「Fate/stay night [Heaven's Feel]」がいよいよ完結しますが、改めて本ルートに対する印象をお聞かせ下さい。

    それはもう、ミステリアスでダークなのに恐ろしいくらいパワフルで、ちょっとセクシーなのに優しさに溢れていて、涙なくしては見られない物語。かなぁ(笑)

    [Heaven's Feel]劇場版が決定した際の当時の心境などお聞かせ下さい。

    「Heaven's Feel」の制作が発表された時に、ついにそこまで映像化される日が来たのか!と感慨深かったですね。
    ただ、その前に「Unlimited Blade Works」のアニメ版の放送が発表されていたので、まずは目の前の作品に一生懸命取り組まねば!と思ったのを覚えております(笑)

    [Heaven's Feel]の中でお気に入りのシーン・セリフなどありましたらお聞かせ下さい。

    これも色々ありますが、"俺は、桜だけの正義の味方になる"は外せないかなと。

    「Fate/stay night [Heaven's Feel]」最終章に向けてメッセージをお願いします。

    「Heaven's Feel」は、「Fate」という作品の持つ奥深さや、「聖杯戦争」の謎、各キャラクター達の思惑など、本当に多くの真実が明かされるルートなので、ここまで見て初めて「Fate」を観たと言えるのでは!?と思えるほど様々な真実が明かされていくお話です。
    僕もそうでしたが、見終わった後、いろんな思いが多くの方の心に残る作品だと思っていますので、ぜひ劇場で、物語の結末を見届けて頂けたらと思います!